Harper's BAZAAR 2017.03.01の記事で、第89回アカデミー賞授賞式での、レッドカーペットでのジュエリーが特集されていました。
ジュエリーとドレス、身に付ける人の雰囲気、全部がぴったり合っていると、やっぱり何倍も素敵に見えますね。
ジュエリーだけ、ドレスだけでも、もちろん素敵です。
さらに、その人あってのジュエリー、というぐらいに着けこなされていると、本当になんとも言えず魅力的に見えますね!
私は、ジュエリーは、ほんのちょっとの曲面やフォルムの差で、全体の雰囲気がかなり変わると思っています。
光を強く反射するので、小さな差が、とてもはっきり雰囲気の差として出来上がってくるんですよね。
だから、オーダーでお作りする時は、その方に合う雰囲気というのをなるべく考えて作るようにしています。
気に入った石を使いたい、こういうデザインがいい、などの希望は、人それぞれお持ちだと思います。
それを叶えたうえで、小さな部分、ささいな部分に気を配って、なるべくその人の雰囲気にぴたっと合うように。
手間がかかりますけれど、かけた価値はあるものです。
モノって嘘をつかないな、としみじみ思います(笑)
きちんと作ったものは、例えばしばらく身に付けない時期があっても。
少し後に、また、着けてみようって思わせる魅力を持つものだな、と思う場面を何回も見てきました。
人を惹きつける力を失わないんですよね。
手間をかければいいっていうものでもないんですが。
それから、石を使う場合は、石がジュエリー全体の雰囲気の決定権を持つような、不思議な存在感があることも確かです。
石が意志を持っているかのような!
そういう、石と、持ち主の方との出会いも、素敵だなと思います。
レッドカーペットに登場するようなかたは、存在感ある宝石にも負けない、圧倒的な存在感があるかたばかりですね。
パワー負けしない、やっぱり「出会い」なんでしょうね。
その人にぴたっと合っているジュエリーは、不思議とジュエリー自体の存在感よりも、その人自身が輝くように感じますよね。
いいジュエリーを身に付けようとするとき、背筋が伸びますよね。
作る時も背筋が伸びるんですが!
例えレッドカーペットの上のジュエリーではなくても。
私も作る時は、いつまでも人の目を奪う力を失わない、いいものづくりを常に目指したいと思います。
ジュエリーや石を選ぶ時は、ぜひ、そんな、背筋がパンと伸びて自分のパワーを引き出されるような、力のある、がつんと心を掴まれるものを、お求めになると良いですよ!
ジュエリーや石は、まず間違いなく、あなたのまだまだ長い寿命の、さらにその何十倍でも存在し続けることが可能な、息の長いパートナーになりますから。
(吉崎)
